子供に人気のロブロックスの5つゲームと、ロブロックスが危険な理由

Robloxとは

Roblox（ロブロックス）とは積み木玩具のように子供が自分でゲームを組み立てたり、また他のユーザーが作ったゲームを遊ぶ事の出来る、オンラインのゲームシステムです。
アメリカの企業が開発し、子供教育の目的の為に配布され全世界で1億6000万人以上が遊んでいます。また日本のプログラミングスクールも現在、Robloxの授業に力を入れている段階です。
一見平和で楽しい内容に思えるかもしれませんが、子供を危険に晒す側面も強い事で今問題になっています。 今回はそのロブロックスの危険性と対策について、詳しく紹介していきます。

Robloxの悪いゲームに注意する必要

下記で紹介しているロブロックスのゲーム紹介を読むと分かると思いますが、Roblox内には普通のオンラインRPGのように広大なスケールを持つものが多数あります。 普通のオンラインRPGが子供にとっても危険であるように、同じゲームで遊んでるプレイヤーから、不快な気分にさせるメッセージを送り付けられたりもします。 更にロブロックスのゲームを真似たゲームも、ロブロックス内にはあると指摘があります。
ゲームを真似て作られたものはフェイクゲームと呼ばれていますが、今後も人気ゲームと思ったらプレイヤーに人気キャラクターに悪意ある改変を加えたフェイクゲームで、開発者はその悪意を楽しんでいる事が十分に考えられます。

不適切なRobloxゲームが子供に悪いのはなぜですか？

まずロブロックス自体がそうであるように、Roblox内ゲームは必ずしも悪の存在ではありません。 通常のインターネットやリアル世界と同じように、良い人が多い同時に心無い人も多数いると言うだけです。
不適切なRoblox内の行為として具体的に上げると、子供が作った自分のキャラクターに性行為やハッキングを持ちかける人がいたり、現実のお金でのやり取りを求める。またプレイヤーのゲーム内の金貨を奪うプレイヤーも存在します。
勿論Roblox自体、何も対策をしていないわけでありません。スタッフを大幅に使ったりAIを使用したりしてのやり取りの監視を実施していますが、注意していかなければいけません。

5つの人気のRobloxゲーム

◯Pilfering Pirates

赤や青、緑や黄色と言った4色の船と海を舞台にしたアクションゲームで、キャラクターを派手に動かして戦い合います。 船が半壊してゆく姿が豪快で、最後まで生き残った船が勝利チームとなります。

◯PETSHOP

ペットショップの店員になって、着替えや色を変えると言った動物達のお世話ができます。 また逆にプレイヤーがペットとなって店員から逃げる遊びも可能など、バラエティに富んだゲームと言えます。

◯High School

学校生活を疑似体験できる内容です。青春時代を思い出したりして、返って大人が楽しめるかもしれません。 山で遊んだりスポーツ体験もしたり、また授業を受けたり他のプレイヤーとも交流が可能です。 他にも生徒のみならず先生にもなる事が出来ます。

◯Piggy

人を襲う凶悪な豚から逃げ延びると言う、サバイバルとホラー要素が強めな内容になっています。 また逃げ延びる為に頭も使う必要があると言う高いゲーム性が特徴です。

◯CLONE TYCOON2

広大なSF世界を舞台しており、基地を作ったり他プレイヤーに戦いを挑んだりして自分のキャラクター自身や基地を強化していきます。

Robloxの悪いゲームから子供を守るために親はどのようにしていますか

1.まず大前提は親がRobloxの事をよく理解する事です。
その中で具体的な内容としては、例えば子供が遊ぶロブロックスのゲームを、親が選択可能なので管理します。

2.次に子供が課金を繰り返し膨大に膨れ上がり、消費生活センターや弁護士に相談など苦労して、返金してもらった話もあります。
なのでそうならない為にも、入金されているお金しか出ないデビットカードを使用した方が良いです。 デビットカードを持っていない方もロブロックスに限らず、子供が課金する心配がある時は是非登録しましょう。

3.アプリブロッカーFamisafeを利用することをおすすめします。

FamiSafeはペアレンタルコントロールアプリをとして、アプリの過度な使用を制限します。
毎日/毎週/毎月お子様が各アプリにどれだけの時間を費やしているのか確認できます。 年齢レーティングに基づいてアプリをブロックします。 YouTubeやTwitterなどのブロックされたアプリを開こうとした際に親御さんへと即座に警告を送信します。

ロブロックスは楽しい内容ですし、大人も惹かれてしまいそうなほどです。 しかし上にも書いていますが現実世界と同じ、悪い面も溢れている世界でもあります。運営側がいくら守ろうと頑張っても、どうしても限界が来てしまうと思います。 実際、運営ブログでも似たような事が書かれています。
ロブロックスの世界を子供が自主的に楽しもうとすると、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなるかもしれませんし、消極的な子供でも悪いプレイヤーに誘われる事は十分にあり得ます。 なので親もまたロブロックスについて知らないといけないのです。 また子供自身が、自分を守る能力をきちんと身に着けないといけません。 ですので将来現実世界で役に立つように、引き続き親もそうですが判断能力が付くように、子供を見守っていきましょう。

熊井 桜

編集長