子供の時間管理が必要な理由と、お役に立てる3つのアプリ
・カテゴリ: ペアレンタルコントロール
時間管理は親や子供自身がしないといけません。まず子供が親の目から離れている時間が多い現状があるからです。
学校に加えて塾には、小学生なら4人に一人。中学生や半分で高校生は3割～4割通学と言う最近のデータがあります。
さらに小学生の内から約4割がスマホデビューしているデータもあります。（ちなみに2歳児でも約3割から、スマホデビューしていると言う驚きのアンケート結果もあります。）
このように日々情報過多社会に生きていますが、だからと言ってスマホを器用に扱っているのかと言えばそうではなく、中学生や高校生の半分以上が睡眠不足や成績低下が出ていると言ったデータも残されています。
さらに寝不足でイライラしている人が多いという別のアンケート結果も割り出されており、自分を律する時間管理は必然だと言えます。
Part1:オンラインチャットツールの危険性
上の繰り返しにもなりますが、情報過多社会に生きているからです。 塾やスマホ時間の他に、学校でのコミュニケーションや、ネットでのやり取りやアニメやゲームなどのエンターテインメントに触れる時間。 またスマホに一日でも触れたことのない日がある人はいないと思いますし、「ついついやり過ぎて時間が…」と言う子供や親もいると思います。 またスマホを持っていないし塾など習い事をしていない子供でも、大人になれば時間管理力が必要になります。 今のうちに時間管理力を身に着けて、将来に役立てていきましょう。
時間管理アプリを親と子供の両方にインストールして親の方で遠隔操作によって時間の管理。もしくは子供の端末のみにインストールしてもらって、子供自身が時間管理の仕方を学ぶと言った方法があります。
下記で様々な時間管理アプリを紹介しますが、子供の端末のみにインストールするタイプは、時間管理する苦手意識が無くなるように設計。 また親の方で遠隔操作して時間管理するタイプは細かくかつ、直感的に出来るように作られているものを紹介していきます。
Part2:子供のための最高の時間管理アプリ
やることカード
子供に時間管理のスケジュールを組んでもらうためのアプリです。
例えば午前8時から学校。16時になったら帰宅のバスに乗って貰うなどの時間管理を、100種類用意されてある絵カードを使って組み立てる事が可能です。（時刻は自分で設定できます。） また自分の好きな画像でカードも作れて、音声読み上げもしてくれます。 カードを並べるだけでタイムスケジュールが作れるので、小さなうちから時間管理させる事が出来ます。 さらに予定が完了するたびに、ご褒美として画面上の海の中に生物が増える遊びも用意されています。
長所としては、スケジュール名はひらがな表記の日本語の他に韓国語や英語など、他の様々な言語に対応しており語学学習が出来る事。また無料にも関わらず広告が付かない事。
短所としては海の中の生物は約30匹しか増えないと数が少ない点です。
Googleファミリーリンク
親が子供の時間管理をするタイプのアプリです。
親と子供のスマホ2台分にGoogleファミリーリンクをインストールして使用します。 一日で使える利用時間の上限の設定をしたり、また就寝時や学校など使って欲しくない時間の時は遠隔で端末操作自体のブロックが出来たりします。アプリごとの使用時間の確認が週や一日、月単位で確認が可能です。
長所としては位置情報の確認が出来たり、子供の検索履歴も確認が可能。また海外製アプリは日本語でのサポートに疑問が残るものがあまり珍しくないのですが、このアプリの場合は安定しています。
短所としては導入までに面倒な手順を踏まないといけない事。不具合も起きているようなので、苦労して導入したからと言って、安定して使えるとは限らないようです。
あさとけい
女性向け時間管理アプリですが、背伸びをしたい小学高学年など、小さな女の子用にも良いと思います。その世代の子供なら、喜んでインストールしてくれるかもしれません。 時刻を細かく設定する事が可能で、日付指定のアラームなどもありますが、設定時間になったら「あと◯分」と教えてくれる所も便利です。また天気や気温も表示してくれます。
長所としてはデザインがオシャレにまとまっており、音楽は12種類選べられるだけでなく、ダウンロードした楽曲も選べる点。
短所としてはiPhoneだとマナーモード時にはならないと言った指摘があります。また天気予報に応じたお薦め服装も教えてくれますが、予報が外れる事もあるとの事なので、おまけ程度で見たほうが良いかもしれません。
Part3:時間管理アプリFamiSafe
ペアコントロールアプリFamiSafeは、時間管理機能も付いています。
Googleファミリーリンクみたいに子供のスマホにインストールさせて、親のスマホにも同じ様にインストール。もしくはFamisafeのサイトにログインすれば時間の把握が可能になります。
まず最近子供が使ったアプリの一覧がログイン直後に表示。またアクティビティレポートと言ってどんなアプリを使用しているか一覧が表示され、事細かに知る事が出来ます。 もし使いすぎだと感じるアプリが見つかれば、使用のブロックも可能です。 また食事や睡眠時間などスマホに触れて欲しくない時間帯になったり、学校など特定の指定エリアに子供が着いたらデバイスブロックもできます。 さらに一日で使える、デバイスの合計使用時間も設ける事も可能など、至れり尽せりと言っても過言ではないと思います。
GoogleファミリーリンクやFamiSafeで出来る事は、時間管理だけじゃなくて検索履歴や位置情報把握など色々あって便利です。 ただ時間管理アプリで親が子供のスマホを監視するタイプでも、子供が自主的に時間管理する術を身に着けるよう導いてあげないといけません。 そうでないと将来の為になりませんし、いつまでも親に時間管理を頼ってしまう可能性もあり得るからです。 上手く時間管理アプリを使いこなして、子供の成長を促進させて下さい。
熊井 桜
編集長