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子供たちのネットの利用とオンライン捕食者の実態について

ネットの利用とオンライン捕食者の実態

小学生の約4割が自分のスマホを持っていると言うデータが出ています。 ちなみにキッズケータイを聞いた事があると思いますが、普通のスマホとの違いは帰宅通知が付いていたり、防犯ブザーがあるなどの機能があります。 もちろんカメラ機能がなかったりインターネット制限がかけられる機能があるなど、キッズケータイの中には敢えて予め普通のスマホで出来る事ができないようにしている端末もありますが、そう言った事も反映してか?小学高学年になると普通のスマホを持ちたくなるようです。 普通のスマホが欲しいのは当然の心理としても分かりますが、普通のスマホを持てばオンライン捕食者に危害を加えられる確率が高くなります。


Part1:オンライン捕食者とは

そもそもオンライン捕食者とは、ネット上で子供を悪意ある目的で近付く人達を指します。
平成11年に18歳未満の子供に買春を持ちかけたり、裸画像を送ったりなどの性的行為を要求する人に刑罰を与える、児童買春法が施行されました。
しかしネットが発達した背景を受けてか? 平成18年から令和2年にかけて、被害児童は約1300人の横ばい(令和元年に関しては約1500人)となっています。
その内約4割が自撮りの裸画像を送る事を強要及び送信させており、小学生や高校生に増加傾向があるようです。
自撮りの裸画像を送る理由としてはオンライン捕食者が対象児童に脅しをかけた事。他には子供がオンライン捕食者を信じている為、関係を終わらせたくないから自撮りに至っていると言う事があります。


Part2:オンライン捕食者が使用する危険なアプリ

Twitter

ツイッター社によると、2018年から約半年間にかけて全世界で児童への性的行為を思わせる言動を行った約45万件のアカウントを、永久凍結かつ新規作成が出来ないようにしたとの事です。 その3割が日本で(2次元の言わば架空の少女の性的画像を載せているアカウントも凍結対象にされたようなので、それを除いたら割合はまた変わってくるかもれませんが)、実際にSNS上で悩みを投稿した児童が成人男性に相談を持ちかけられた末、誘拐されたと言う事件があります。 気軽に投稿できるSNSの分、オンライン捕食者からすれば獲物を気軽に身につけられる場と言えます。

LINE

オンライン捕食者はLINEアカウント交換をした後に性的搾取に持ち込む事もありますが、最近はオープンチャットを使う事例も発生しています。 LINEのオープンチャットとは、好きなアニメやアーティストなど共通の話題で盛り上がる為の機能で、LINEアカウント交換をしていなくても匿名で参加可能です。 しかしオンライン捕食者によって交際相手を募集したり、性的画像や動画を投稿したりする場ともなっています。

KoeTomo

KoeTomoとはClubhouseのように音声を投稿し合って楽しむためのアプリで、初めて聞く方も多いと思いますが150万人以上が使っています。 音声特化なので一見性犯罪が希薄のようにも感じますが、数十件ぶんの報告がなされており、まだあまり聞かれないSNSだからこそオンライン捕食者にとってはチャンスの場ともなります。 実際に性的な内容を喋らせているようで、オンライン捕食者がそれを喋った人の姿を想像して悦に浸ると構図が容易に想像できます。


Part3:オンライン捕食者への対処

まずは怪しい人や団体などに近づかない。もしオンライン捕食者と疑わしき行為を見かけたら、警察庁のサイバー犯罪相談窓口など相談できる期間に報告しましょう。また子供自らオンライン捕食者の格好の標的にならないように監視する事も大事です。
子供の中にはそう言ったやり取りがあったからとかではなく、ニコニコ動画などで人気を獲得するために自ら露出度の高い格好をする人がいます。 なおかつ性的要素が希薄であっても、自撮り画像によって住所を特定。これについてはうっかりもありますが、プロフィールに『◯◯中学校出身』と自ら具体的に書いている人もいます。 なので防犯意志をしっかりと身に付けましょう。

それとパスワードを簡単に推測されないものにするのも大事です。一見関係ないように感じるかもしれませんが、児童が使うのを禁止されているアプリに子供が親のアカウントを勝手に使ってやり取りする事も考えられます。 またオンライン捕食者も女性アカウントのパスワードを特定し犯罪行為に向かう事もありえます。 パスワードがバレての悪意のある行為はいくらでも生まれていきそうです。


Part4:ペアレンタルコントロールアプリFamisafe

オンライン捕食者はどこに潜んでいるか分かりません。表では一般的な投稿をしていても、メッセージなどクローズドな空間では性的行為を持ちかけている事もあるようです。 ちなみにSNSでの児童被害では9割ほどがフィルタリング機能を使っていないと言う報告がなされていますが、裏を返せばペアレンタルコントロールアプリを使えば極端な例、9割の確率でオンライン捕食者からの犯罪を防げる事になります。
そして前述の通り子供自身が自ら話題作りのため露出度の高い格好をして配信など、性的搾取の対象にならないように気を付けて下さい。 FamiSafeでは、保存しているファイルも含めてヌード画像があれば、親の端末にその画像と共に通知が来るシステムがあります。

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熊井 桜

編集長