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標準的な広告ブロックの方法とより強力なコンテンツブロッカーの紹介

標準的な広告ブロックの方法とコンテンツブロッカー

広告ブロックとは

広告ブロックとは、サイトを閲覧したりアプリを使用した際に出てくる広告をカットする機能です。
各使用ユーザーに合わせた、有益な内容を提示するのが広告だと触れ込みがあり、実際に興味が惹かれる広告もあります。
しかし実際はゴルフやアルコールなど、ユーザーの大雑把な情報だけで判断した、自分には興味のない広告が流れる事が多いです。
これを削除してまた興味のないものが出ると、操作を繰り返す事が日常茶飯事な人も沢山いるのではないでしょうか? それにアダルト系や美容系など、不快な広告も珍しくありません。 そこでこれらoogleChromeとSafariを例にした広告ブロックの方法、また4つのおすすめのコンテンツブロッカーを紹介します。


広告ブロックの設定方法

1.GoogleChrome

画面右上の「…」が縦になっているマークをタップし、一覧から「設定」→「サイトの設定」と飛びます。
操作するのは一覧の中でも、「ポップアップとリダイレクト」と「広告」でまずは「ポップアップとリダイレクト」の操作説明に入ります。
「ポップアップとリダイレクト」では「サイトのポップアップ表示と~」と書かれている欄の右横にある、バーを押す事で左側から右側に動かして下さい。
これでポップアップがブロックされます。
続いて「広告」ではタップすると再度「広告」の文字が現れその右下にバーがあり、押して左側から右側にすれば広告ブロックの完了です。
なおこの「ポップアップとリダイレクト」の操作で、ユーザーの端末操作をチェックしてユーザーに合うものを出す、追跡型広告も防げるとユーザー間からよく言われています。

2.Safari

Safariのアプリ一覧から「設定」を開き、一覧から「Safari」を選択します。
その中からバーが左側になっている「ポップアップブロック」と「詐欺 Web サイトの警告」の欄の右横のバーをタップして、左側から右側にします。
続いて追跡型広告も防ぐようにしましょう。
同じく「設定」アプリから今度は一覧から「プライバシー」を選択し「広告」に飛び、「追跡型広告を制限」の横のバーをタップして、左側から右側にします。


おすすめのコンテンツブロッカー

GoogleChromeやSafari以外のブラウザーを使っているユーザーもいますし、またこの2つの広告ブロックの機能を使っても、十分な効果を発揮しないと言う方もいると思います。 そこで4つのおすすめのコンテンツブロッカーを紹介します。

AdGuard

端末の根本的な部分を変更するルート化なしに広告をブロック出来ます。それでいて30万回までのフィルタリングルールt@を使え、ロシア製ですが、日本語でのサポートを休みなしで受け付けています。
長所としてはAmazonでは永続9台ライセンスが4000円で購入可能と言う値段の安さ。YouTubeの動画広告も消してくれて有り難いと言った声があります。
欠点としては外部のサーバーを使って広告をカットするので、そこに個人情報が知られる危険性が有識者達から訴えられています。

Firefox

Firefoxはウェブサイトを見るのに使う、ブラウザーの中でも有名なソフトです。その中で広告カットに特化したコンテンツブロッカーで、非営利法人が作っています。
追跡型広告を流すための、各サイトへの訪問ユーザーの趣味嗜好を分析するトラッキングをカットするのも特徴です。
長所はシンプルな画面に統一し、直感的な操作が可能で広告なしのネット体験をすぐに出来ると言うもの。
短所としてはブックマークがなかったりカスタマイズ可能とは言えアドレスバーが下に表示など、ブラウザの標準的な仕様とはややズレたものとなっています。

CM Browser

非常に軽量なブラウザーである事を謳っており2MBとなっています。またダウンロード途中のファイルへのウィルスチェックも行い、ドイツの著名なセキュリティ評価機関AV-TESTから保証されたウィルス対策ソフトでもあります。
長所としてはコンテンツブロッカーの機能で見るとアダルトとか、記事サイトでよく見る美容系の広告を見なくなったと言う事。
また表示フォントの変更が出来たり、スクロール中アドレスバーとツールバーが消えるなどユニークな機能もあります。
短所では映像作品やゲームのサイト訪問時の、動画広告が流れなくなったと言うのがあります。

ユニコーン

コンテンツブロッカーとして特化したアプリで、様々な広告に対応するよう最初からプログラムに組まれています。
よってアダルトや別で画面上に出てくるポップアップ広告のカット。さらに個人情報の収集も防ぐように出来てます。なおこれらの広告を無くす事で、最大4倍のデータ節約が出来ると謳ってるのも特徴だと言えます。
長所は公式のダウンロードページ上でニュースサイトやブログなど、ブロックしている広告関連情報を具体的に明示している事。
短所では知られている方ではない、特定のブラウザーでしか使用できない事。また最近広告カットの効果が薄れていると言った指摘があります。

  • ウェブフィルタ
  • 位置追跡 & ジオフェンス
  • アプリブロッカー & アクティビティレポート
  • スクリーンタイム制限 & スマートスケジュール
  • 明示コンテンツ検出 & 怪しい画像検出

有力な機能を持つおすすめのコンテンツブロッカーを紹介しましたが、広告を配信する側もコンテンツブロッカーをかいくぐり、流す手段を考えています。
もちろんコンテンツブロッカーもそれを分かり、いたちごっこを繰り返している歴史さえあります。 (印象付けるためにただ不快な気分にさせる、ブロックされる広告を流すんじゃなくて、ブロックされない広告を作れよと思いますが)
なおスマートフォンの普及以前からソフトをレビューしているような大手サイトでも、個人情報を抜き取るようなアプリをレビューしていたりしますので、頭の中で入れて下さい。(コンテンツブロッカーに限りません。)

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熊井 桜

編集長