スマホセキュリティの実態と、基礎的な対策情報まとめ
スマホセキュリティの実態と、基礎的な対策情報
・カテゴリ: ペアレンタルコントロール
『お使いの携帯電話は監視されているか』 こうやって気にしている時点で、あなた自身がセキュリティと向き合っている証拠です。 後はそれを具体的に行動に移すのが大事で、色々な対策情報をここに書きました。
私の電話は追跡されているかどうかはどうすればわかりますか?
まず前提として携帯電話は持っているだけで、殆ど追跡されている(もしくは既にされた)ようなものです。 恐らく安全上の理由で、スマホの位置情報を一回でもONにした事がない人は殆どいないと思います。
具体例としては位置情報ビッグデータと言って、KDDIと沖縄セルラーがauスマホの位置情報を収集しています。
またGoogleマップなどで自身の位置情報が欲しい場合に「Googleが現在位置の情報を利用することに同意しますか?」と言った、許可に同意した所で追跡されているのです。
他には最近は新型コロナウイルスの状況を顧みて、政府が携帯通信会社に位置情報の提供を求めていたりもしています。
それに携帯電話会社と繋がりのある企業間で、位置情報を利用されていると言った現象も起きてます。
このように今後もこう言った、位置情報提供を多方面で求められる事が十分に考えられます。
ちなみに2015年6月に法改正で、スマートフォンや所謂ガラケーと呼ばれるスマホ以前の携帯電話も、警察がユーザーの同意なしで収集出来るようになりました。
ですがこれらは、あくまで悪意ある情報収集ではありません。
犯罪者など、悪意ある情報収集を行う人達がいる事が問題なのです。
なので次の方法のように、利用者自身が気を付けないといけません。
スマホでスパイソフトウェアをチェックする方法は?
スパイソフトウェアとは、ユーザーにアプリをインストールさせる事で、悪意ある情報収集をするソフトです。
情報収集は上の実例であったり、適切な広告を流す目的で、多くの大手企業がしています。
ただクレジットカード情報やID・パスワードと言った、利用者に重大な被害を及ぼすソフトも存在します。
こう言った行為をスパイソフトウェアがするのです。
そのスパイソフトウェアが、スマホにインストールされてるか?調べる方法は、著名なセキュリティソフトを使う事です。
スキャンするだけなら無料版でもしてくれるものが多いですし、駆除はソフトを購入するか試用期間中に可能です。
セキュリティソフトはノートンやカスペルスキーなど色々ありますが、家電量販店のそう言ったコーナーでよく並んでる名前をチェックすると良いです。
スパイソフトウェアにかかっていると、スマホ自体の動きが遅かったり充電が切れるのが早い。身に覚えのないソフトがインストールされてる事があります。
不安を覚えている人は直ちに調べましょう。
(とは言え上のような不具合を起こしているからと言って、必ずスパイソフトウェアに汚染されているとは決まっていません。
確認するためにもセキュリティソフトを使うのです。)
ちなみにサイト閲覧中に「あなたのスマホはウィルスに侵されています」と言った、偽セキュリティソフトの広告も出てくることがあります。
よっぽと新しく買い替えたものじゃない限り、入念にチェックしているスマホの全体のスキャンが、1秒も経たない内で終わるわけがありません。
100%偽のセキュリティソフトです。
お使いのスマホからスパイアプリを削除する方法は
有料しくは試用期間中にセキュリティソフトを使えば、同時に削除もしてくれます。 またスパイソフトウェアに感染している場合、データが送り続けられている可能性がありますので、ネット接続を遮断した方が良いです。 やり方はあらゆる通信手段を一括で遮断してくれる、機内モードにします。 ちなみに慌てて強制的な手段を使って電源オフにするのはNGです。 セキュリティソフトも動かなくなります。
お使いの携帯電話を保護する方法は
・セキュリティソフトをインストールしている状態にする
まずは、セキュリティソフトをインストールしているのが大前提です。
しかしセキュリティソフトを複数入れると、お互いのソフトでスキャンし合い誤作動が起こります。
ですので、セキュリティソフトがインストールされてないか?チェックしましょう。
その次に怪しいと思った広告には飛ばない事です。
広告に飛んだくらいで普通は、スパイソフトウェアなどの怪しいアプリはインストールされません。
ですが悪意あるアプリでも書いている内容を信じ切ってしまい、インストールしまう事も考えられます。
怪しいサイトに飛ばない。飛んでもすぐにページを閉じるのは、セキュリティに対する意識を強くする為でもあります。
・架空請求メールが来る事もあるので気をつける
架空請求メールも来る事もあります。
メールの件名や本文などで怪しいと思った箇所を検索すると、既に横行している場合その対策情報が出てきますので、一度検索して下さい。
ちなみに中には「荷物が届きましたのでこのURLを確認して下さい」と言った、趣旨の架空請求メールも起きているようです。
身に覚えのない買い物関連なら、絶対にメール内のURLをクリックしないで下さい。
それでもどうしても気になるなら、信頼できる人に相談。
もしくは独立行政法人の国民生活センターに問い合わせて下さい。
・バックアップをとる。スマホは最新の状態に保つ
データが消し飛んでしまった場合を考えて、端末のデータは常にバックアップしましょう。
次によく使用しているアプリや、OSと言うスマホの基礎システムのセキュリティの強度性を高める為、常に最新バージョンにしておきます。
・セキュリティに対する情報に関心を持つ
セキュリティに対する情報に関心を持つのも大事です。
大手企業を偽った詐欺メールを送りつけるなど、手口が段々巧妙になっています。
また注意喚起のニュースには、具体的なセキュリティ対策方法も乗っているからです。
基礎的な内容とは言え、色んなセキュリティ対策を書きましたので読んで疲れた方もいると思います。 ですがようは、ちゃんとしたセキュリティソフトを入れる。怪しい情報には飛ばない。これだけで良いのです。 自分のセキュリティ意識に自信がない時は、この記事をおさらいとして使ってもらえると幸いです。
熊井 桜
編集長