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深刻なネットいじめの実態と対策法

5つのいじめ対策アプリを紹介

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・カテゴリ: ネットいじめ

2012年の佛教大学教育学部学会の資料によると、子供達の約10%がネットいじめに遭った事があるとアンケート結果が出ています。
まだTwitterやInstagramなど、2021年の今よりもユーザーが共感性を求める時代に突入していない時期です。
実際に令和元年10月にあった文部科学省からの報告によると、ネットいじめは約1万8000件にと過去最多となり、最近はコロナ禍でよりネットいじめが増加したと言う報告もなされています。
そして文部科学省もネットいじめの数はもちろん報告した数にしか過ぎず、目に見えない所でもっと行われていると言った指摘もあります。

ネットいじめとしてはLINEグループでの仲間外れや(この◯◯を無視してやろうとグループ内で話もされているようです)、SNSでの無許可のプライベートに関わる情報の掲載などがあります。 ちなみにこれは2008年前後に聞いた話では、ある女子生徒の顔を裸の女性画像に貼り付けて、その人物のものに見せてばら撒くと言ったネットいじめも行われた事件もありました。

子供がいじめられている場合、親は何ができますか?

県の教育委員会などがネットパトロールの名称で、報告からの調査や対処を行っているので、お住いの都道府県が実施していたら報告する。 アディッシュ株式会社と言う所が、報告や監視によって得た情報を学校に報告する事で、ネット教育の改善を求めるスクールガーディアンと言うサービスをしているので利用する。

他にはSNSなどいじめが行われている場所への削除要請。地方含む法務局や警察・弁護士への相談、電話・チャットでのネットいじめ相談サービスもあります。 なおどの場合も証拠をできるだけ記録しましょう。

やはり具体的に相談に乗りやすくなり、裁判の場合でも優位になります。 録音・録画は犯罪になるのでは?と心配される方もいると思いますが、ネットいじめの範囲を超えてパワハラなど人間関係関連の裁判では、殆どの場合こう言ったのも証拠となります。 学校によっては録画・録音に良い気はしないと思いますが、ネットいじめと言うクローズドな空間。また「証拠がないので…」と言われるよりも遥かに良いと思います。


最高のいじめ対策アプリ5選

またいじめ対策アプリで親が事前に防いだり、対処したりなどする方法もあるので、5つのいじめ対策アプリを紹介します。

・FamiSafe: 最高のアプリブロッカー

FamiSafeはペアレンタルコントロールとも言われるタイプです。 ウェブサイトへのアクセスの遮断や、アプリの利用ブロック。子供の位置情報把握など、この手のタイプとしての機能が一通り揃っています。 その中にはInstagramやFacebookと言ったやり取りでよく使われているアプリを監視し、いじめの可能性のあるメッセージを見つけたら、親に通知する機能もあります。

  • ウェブフィルタ
  • 位置追跡 & ジオフェンス
  • アプリブロッカー & アクティビティレポート
  • スクリーンタイム制限 & スマートスケジュール
  • 明示コンテンツ検出 & 怪しい画像検出

・STOPit

地域の教育委員会や外部相談員などに匿名で相談ができるいじめ対策アプリです。 (チャットでのやりとりも可能です) 匿名であってもアクセスコードで学校及び学年が、STOPitでの相談受付側からしたら特定可能ですが、通常は相談者の意志の提示なしに学校に報告は届きません。ですが自殺など重大案件だと判断されると意志の有無に関わらず報告がいきます。

・スクールサイン

上で紹介しているアディッシュ株式会社が提供しているいじめ対策アプリとなります。 内容はSTOPitと似ていますが、こちらは学校への導入を呼びかけています。 学校がまず契約をしてその旨を保護者に伝える形です。(親が正式に使えるのは最短で3週間になっています。) 他にはLINEに特化した「スクールサイン for LINE」もあり、チャットボットツールが相談した子供の属性を判定してながら聞き、内容がアディッシュ株式会社や場合によっては、学校に届きます。

・こころストーリー

東京都教育委員会が提供しているいじめ対策アプリで、いじめやSNSに関する話をストーリー形式で紹介すると言う内容です。 子供の不用意な発言でいじめに発達する事が十分にあるので、子供が他の子供をいじめて欲しくない。またいじめた事でいじめられてほしくない場合に使えます。 ただ指摘上綺麗事を言っている側面が強く、内容も短いと指摘があるので、考えさせるフックの一つと捉えた方が良いです。

・Kaspersky Safe Kids

今度は親が直接防ぐいじめ対策アプリの紹介です。 ペアレンタルコントロールとも言われるタイプで、親のスマホで子供のネット端末の監視が出来ます。 悪意のあるウェブサイトへのアクセスを遮断したり、You Tubeの検索結果をブロック。 また子供のYou Tubeの検索履歴も見られたり、さらに設定したエリアから離れたら通知が届くようになっています。


いじめた本人も悪意のあるつもりで、子供に接したわけではない場合もあります。 だからこそ、こころストーリーみたいにネットに関する道徳的な内容を読ませて、考える力が必要でもあります。 じゃないと本人はそのつもりがなくても、いじめを見ている第三者達が面白がり、ネットいじめの規模が大きくなる可能性だってあるのです。 ですので他の相談手口やアプリ利用も頭に入れて、親もしっかりといじめをさせない・受けないようにしっかりと見守っていきましょう。

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熊井 桜

編集長